イチョウ葉エキス(Ginkgo biloba extract)

イチョウ葉エキス(Ginkgo biloba extract)とは文字どおり日本でも馴染みのある樹木のイチョウの葉部分から一定の成分を抽出したもの。イチョウは世界古来の樹木の一つで「生きた化石」とも呼ばれ約2億5千年前から生存している植物です。

イチョウ葉エキスの成分については、歴史的にその有用性を探る研究が多くされており「記憶の改善」「脳機能障害の改善」「末梢循環障害の改善」などの効果が報告されています。ドイツやフランスでは医薬品として治療に用いられています。ところが日本では馴染みのあるイチョウですが、世界的にはレッドリストの絶滅危惧IB類に指定されており、このイチョウ葉エキスもドイツやフランスへ輸出されています。イチョウの実である銀杏は食用にもされることがあることから、銀杏を食べれば同じじゃないか?と考える方もいますが、イチョウ葉や銀杏には有毒成分の”ギンコール酸”が含まれており成人が一般的に食する分に問題は無いものの、健康成分として摂るにはシッカリと精製されたものであることが前提となります。

イチョウの葉
イチョウの葉(Ginkgo biloba)

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『参考・参照元』
「α-リポ酸・イチョウ葉エキス・L-カルニチン含有健康食品の認知機能改善効果」(日本補完代替医療学会誌 5 巻 (2008) 2 号 135-143)
・DOI: https://doi.org/10.1073/pnas.182425199
・論文ID(PMID: 2044394)
・論文ID(NAID)10013352768

亜鉛(Zinc)

人体における亜鉛(Zinc)は鉄の次に多く必要とされる微量元素で、体内においては100種類を超える酵素の活性に関与し、主に酵素の構造形成および維持に必須となります。具体的には免疫機構の補助、創傷治癒、精子形成、味覚感知、胎発生、小児の成長など多岐にわたり、亜鉛が不足すると脱毛、下痢、性的成熟の遅延、インポテンス、男性機能の低下、目と皮膚の病変を引き起こすこともあります。特に成人男性には性的活力の源でもあり、アメリカではセックスミネラルとも呼ばれるほどです。しかしながら高齢者の20~25%が摂取基準量に足りていないとされる現状から、厚生労働省では「日本人の食事摂取基準」で摂取目安を定め、成人男性では10mg/日、女性は8mg/日が摂れるよう推奨しています。とはいえ亜鉛は体内で生成されず食事などの手段で外部から摂取するしかないのですが、食物の中で最も亜鉛を含むとされる牡蠣であっても推奨値に達するには大量に食する必要があるため、サプリメントなどの形でのサポートも含めて摂取するよう厚生労働省も薦めており、長く活力あふれる人生を送るのには欠かせない成分なのです。

亜鉛を多く含む牡蠣
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『参考文献』

・「長生きの切り札! 亜鉛チャージ健康法」平澤精一/岸村康代
・「日本人の食事摂取基準」厚生労働省

・論文ID(PMC7146416)
・論文ID(PMC5490603)
・論文ID(PMC6628855)
・論文ID(PMC6164875)