HMB(3-Hydroxy 3-MethylButyrate)は日本では3-ヒドロキシイソ吉草酸とも呼ばれる必須アミノ酸であるロイシンの代謝中間体のひとつです。
HMBは筋肉量の増大あるいは加齢による筋肉量の減少抑制を目的とした研究に用いられたり、主にヨーロッパでボディビル用サプリメントとしてカルシウム塩(英)などの形で販売されています。一日あたりHMBカルシウム塩(英)を3グラム摂取することで筋肉量の増加、筋肉減少の抑制、筋肉の修復、耐久性増加を助ける可能性があるとされています。
筋トレに多く用いられるものとしてはプロテインが有名ですが、このプロテインが体内で代謝されることで必須アミノ酸のロイシンとなり、さらにロイシンからHMBに代謝されて体内に吸収されるとされます。 また70歳代の老人においても筋肉量の増加や体脂肪減少が実験により確認されており、老年性の筋力低下をサポートする目的での利用もされています。広くはがん悪液質、糖尿病、エイズ、火傷などいくつかの体重が減少する疾患においてHMBが症状改善につながらないか研究がなされつつあり、世界的に注目を集める成分の一つです。
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『参考文献』
・論文ID(NAID:40019256098)
・論文ID(doi: 10.1128/AEM.01917-10)
・論文ID(doi: 10.1046/j.1439-0396.2000.00272.x)
・論文ID(doi: 10.1177/0148607100024003133)